富士山開山中の遭難者63人、前年から25人増 下山中が約6割
富士山開山中の遭難者63人 前年比25人増、下山中6割

静岡県警は17日、富士山の開山期間中(7月1日~9月10日)に発生した遭難の状況を発表した。遭難者数は63人で、前年の開山期(7月10日~9月10日)を25人上回り、うち5人が死亡した。50代と60代が全体の半数を占め、約6割が下山中に発生したという。

遭難増加の要因

県警は、須走ルートが例年より早い7月1日に開山されたことに伴う登山者数の増加に加え、体力不足や悪天候でも登山を続ける登山者が増えたことが要因とみている。

状況別・状態別の内訳

遭難者を状況別にみると、「下山中」が37人(59%)で最も多く、「登山中」13人(20%)、「休憩中」10人(16%)と続いた。状態別では「転倒」が31人(49%)で最多、「病気」21人(33%)、「疲労」8人(13%)が続いた。

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居住地・国籍別の傾向

居住地別では「県外(国外含む)居住者」が全体の約9割、国籍別では日本国籍が45人(71%)、外国籍が18人(29%)だった。ルート別では、富士宮ルートが最も多く、遭難の傾向が鮮明になっている。

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