宮崎県の日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の5市町村でつくる日向東臼杵広域連合(広域連合長=西村賢・日向市長)が進める一般廃棄物最終処分場の建設計画で、建設候補地となっている美郷町西郷田代の花水流(はなずる)区は17日、臨時総会を開き、最終処分場の建設に同意した。広域連合は用地取得を進め、2028年度の着工、30年度の完成を目指す。
住民投票で賛成29、反対7
広域連合によると、可燃ごみの焼却灰や不燃物を埋め立て処理している現行の最終処分場(日向市富高)が30年度で満杯になることから、候補地の検討を進めてきた。花水流区は環境や防災などの面で三次候補地に残った3か所の中で最も評価が高く、約50世帯の住民の多くが建設に理解を示していたことから最終候補地となっていた。
安全・安心な施設へ
臨時総会は花水流コミュニティセンターで開かれ、出席者による投票の結果、賛成29、反対7で建設に同意することが決まった。広域連合の黒木悟事務局長は「長年の懸案だった処分場の設置を承認いただいた。安全、安心な施設となるよう設計、整備を進めていく」と述べた。山下諭区長(65)は「(建設に同意し)一歩前進した。環境に配慮した施設を整備してほしい」と話した。
被覆型で概算工事費約67億円
新しい最終処分場は鉄骨屋根を設ける「被覆型」とし、概算工事費は約67億1000万円。31年度に供用を開始し、15年間で約5万立方メートルを埋め立てる計画。



