大規模災害時に被災自治体の復旧・復興を技術的に支援するため、三重県は12日、県緊急災害対策派遣隊「TEC-MIE(テック三重)」を創設した。国土交通省の緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE(テックフォース)」の自治体版で、県内だけでなく県外にも隊員や必要な資機材を派遣する。
5分野の職員約300人が登録
全国各地で地震や豪雨などの自然災害が相次ぐ中、テック三重は被災状況の情報収集や整理、公共土木施設の応急復旧などを担う。県によると、道路、河川・砂防、港湾・海岸、下水道、ドローン調査の5分野に精通した県土整備部所属の職員約300人を名簿化。平時から研修や訓練を積み、被災自治体からの要請に応じて派遣する。
知事「国と連携し活躍できる」
この日の定例記者会見で、一見勝之知事は「国の方が装備や人的支援は厚いが、各県が(同様の組織を)つくり出せばテックフォースと連携し、被災地の住民のために活躍できる」と述べ、将来的には民間の土木・建設会社との連携も検討する考えを示した。



