和歌山県は29日、有田川町杉野原で雄のツキノワグマ1頭を捕殺したと発表した。町は、27日に町民男性を襲ったクマではないかとみている。
捕獲の経緯
町によると、29日午前9時ごろ、ドラム缶式のおりの扉が閉まっているのを巡回中の猟友会メンバーが確認した。麻酔でクマを動けないようにした後、薬殺した。クマは体長135センチ、体重57キロだった。
襲撃事件を受けた対応
27日に高齢男性がクマに襲われてけがをしたことを受け、町は翌28日、ドラム缶式と箱形の捕獲用のおりを現場近くに設置していた。おりの中には餌の栗を置いていた。
男性が襲われた近くで捕獲されたことなどから、町の担当者は「おそらく男性を襲ったクマではないか」と話した。町はしばらくの間、巡回を続けるという。