リチウムイオン電池を使用した製品からの火災が相次いで発生しており、東京消防庁は注意を呼びかけている。2025年の1年間でリチウムイオン電池関連の火災は382件発生し、過去最多を記録した。
モバイルバッテリーが最多、半数近くが充電中
東京消防庁によると、内訳ではモバイルバッテリーが130件で最多。次いでスマートフォンが43件、電動アシスト付き自転車が25件と続いた。火災の半数近くが充電中に発生しているという。
2026年も増加傾向、負傷者41人
2026年1月から5月までの期間でも179件の火災が発生し、前年同期の117件と比べて約1.5倍に増加。計41人が負傷し、建物全焼の火災も3件あった。
衝撃で内部ショート、発火の危険
リチウムイオン電池は可燃性の電解液を使用しており、落下などの衝撃で内部がショートし発火する危険性がある。東京消防庁は、熱がこもりやすい場所での使用・保管を避け、膨張などの異常が見られた機器は直ちに使用を中止するよう呼びかけている。



