17日午後10時ごろ、栃木県足利市小俣町で「建物が倒壊している」と119番通報があった。県警や足利市消防本部によると、住宅裏手の山の斜面が崩落し、大量の土砂が2階建て住宅の1階部分に流れ込み、建物が押しつぶされた。倒壊した住宅には高齢の夫婦が住んでいたとみられ、現在も連絡が取れていない。
救助活動の現状
消防などは2人が屋内に取り残されている可能性があるとみて、重機を使って土砂を取り除く作業を進めている。現場は夜間の豪雨で地盤が緩んでおり、二次災害の危険もある中で慎重な作業が続けられている。
住民の証言
近くに住む61歳の男性は「昨夜はこれまで経験したことがないほどの激しい雨だった。この辺りの道路や庭はどこも冠水していた」と当時の状況を語った。また、80代の女性は「住宅の裏山は過去にも崩れたことがあった。無事でいてほしい」と心配そうに現場の様子を見守っていた。
気象状況と避難
足利市内では17日、降り始めから236ミリの降水量を観測し、市は緊急安全確保(レベル5)を発令。市民14人が避難していた。今回の土砂崩れは、記録的な豪雨が引き金となったとみられる。



