九州新幹線は18日、7月28日の熊本地震の影響で一部区間で続いていた運休を解消し、全線での運行を52日ぶりに再開した。10年前の地震では約2週間で全線再開していたが、今回は熊本駅(熊本市)―新水俣駅(熊本県水俣市)間で高架橋の橋桁がずれるなど約1000か所の被害が発生し、復旧に時間がかかった。
被害と復旧の経緯
地震後、九州新幹線は全線で運休し、順次運転を再開してきた。被害が大きかった両駅間(75・7キロ)では補修作業などが行われてきた。
当面の運行計画
JR九州によると、当面の間、新八代駅(熊本県八代市)周辺では徐行運転するほか、鹿児島中央駅(鹿児島市)と本州方面を結ぶ列車は本数を地震前の9割程度に減らして運行する。
観光業への影響
九州を南北に結ぶ大動脈の寸断は観光業への打撃となり、鹿児島県によると、8月末時点で県内の主な宿泊施設のキャンセル額は少なくとも22億7000万円に上った。



