熊本地震の被災地で、山口県内の自治体職員が現地入りし、行政関係の業務やライフラインの復旧支援を行っている。宇部市下水道経営課の岡田英治係長(61)は今月1~4日に派遣され、震度7を観測した熊本県宇城市で下水道管の点検などを行った。
宇城市で全長220キロの下水道管を点検
岡田さんは同時期に派遣された他県の職員らと手分けして、市内に張り巡らされた全長220キロの下水道管上の地表を車で点検して回った。地表が地盤沈下していたり、マンホールが浮き上がったりしていないかを確認し、該当箇所はさらに詳しい調査を行った。
断層のずれによる被害の大きさを実感
岡田さんは「今回の地震でずれた断層上にある下水道管の被害は特に大きい。断層のずれが起きた場合、地中にある上下水道管は耐震化をしていてもなかなか無事では済まないと感じた」と振り返る。
修理の難しさと復旧の優先順位
そのうえで「下水管は水道管よりも深いところに設置されているので修理が難しいが、水道の復旧と並行して取り組むことが望ましい」と語った。



