JR西日本は4日、大阪府・大阪市と共同で、大阪城東部地区の新しいまちと大阪城公園駅を結ぶ快適な歩行者動線の整備に向け、地上を分断する車両所を立体横断する接続デッキの整備に着手すると発表した。2028年春頃の供用開始をめざす。
開発が進む大阪城東部地区
大阪城東部地区は、「大学とともに成長するイノベーション・フィールド・シティ」をまちづくりコンセプトに、大阪公立大学やアリーナ・ホールなどを中心とした大規模集客・交流施設に加え、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)中央線の新駅も開発が進められているエリア。こうした状況を踏まえ、JR西日本と大阪府・大阪市は、新しいまちと大阪城公園駅を結ぶ快適な歩行者動線の整備に着手するという。
接続デッキ、展望スペース、駅構内店舗の整備
今回は接続デッキ、展望スペース、駅構内店舗の整備について発表。接続デッキは大阪城公園駅東側から車両所を越え、水辺の歩行者空間へとつながる歩行者通路(駅営業時間帯の開放を予定)を整備。第二寝屋川沿いに水辺の歩行者空間を整備することで、大阪城公園および大阪城公園駅と新しいまちとのアクセス性・回遊性向上が期待されている。展望スペースは、歴史的観光名所である大阪城、車両所を出入りする列車などを眺望できる空間を屋上に整備。駅構内店舗は、より快適で駅に滞在でき、駅周辺施設が楽しめるような店舗開発を行う。
学生のアイデアを施設づくりに反映
なお、JR西日本は大阪城公園駅の新たな施設づくりを目的に、大阪公立大学の学生とワークショップを重ね、数多くのアイデアの提案を受けたとのこと。今後、提案されたアイデアをデザイン・活用方法に取り込むことを検討し、「地域のにぎわい拠点」「ご利用いただく皆様に愛される居場所」となる施設をめざすとしている。



