19日午後、福岡空港から鹿児島空港へ向かう予定だった日本航空の1便が欠航した。この便を運航する日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)によると、出発前のコックピット内に「小動物らしきもの」が現れ、そのまま行方がわからなくなった。同社は捜索を続けているが、19日午後8時時点で見つかっていない。
欠航した便と経緯
欠航したのは午後0時50分福岡発鹿児島行きの日航3653便。ATR社製のプロペラ機で、19日昼過ぎ、出雲空港(島根県)から福岡空港に着いた後、鹿児島空港へ向かう準備中だった。
JACによると、出発直前の午後0時45分ごろ、パイロットが操縦席の足元あたりに動くものを見つけたが、すぐにどこかへ姿を消したという。捜索したが見つからず午後2時に欠航を決めた。
安全確保のための判断
日航はホームページの発着案内で「飛行機の点検が必要となったため」と説明した。JACの広報担当者は取材に「客室内でお客様に害悪を与える恐れもあり、安全のため欠航した」と話す。
出雲から福岡までの運航の際に機内で乗客のペットが逃げたなどの情報はないという。JACは野生の小動物が何らかの経路で入り込んだとみている。すぐに姿を消したことから、犬や猫より小さいサイズとみられるという。鹿児島から整備士も派遣された。