熊本県嘉島町の商業施設「イオンモール熊本」で発生した爆発事故で、7人が犠牲となった問題を巡り、イオンは11日、同社側が一部の専門店従業員に対し、避難後の再入館を許可していたことを認めた。
イオンは爆発事故翌日の記者会見で、従業員らに避難後に再入館を認めるアナウンスや許可を出したかとの問いに、「一切ない」と否定していた。吉田昭夫社長は、帰宅のために荷物を取りに戻った人がいるという証言に言及しつつも、「確認が取れていない」と述べるにとどめていた。
証言相次ぐ
その後、再入館した従業員らから「イオン側に許可を得て入館した」とする証言が相次ぎ、同社は「混乱が生じ、(館内に戻らない)マニュアルの徹底が不十分だった可能性がある。事実関係を確認する」と慎重な姿勢を取っていた。
ホームページで公表
11日になって、同社はホームページ上で「一時入館を認めた事実があった」と公表した。同社は取材に対し、吉田社長の説明について「公式のアナウンスはしていないとの意味で、個別の許可の有無は確認中だと正確に答えるべきだった。誤解を与えたかもしれない」と釈明した。
一方、記者会見で詳しい説明を行うかについては「現時点では予定はない」としている。



