前線を伴った低気圧の影響で、岐阜県内は9日、各地で断続的に激しい雨が降った。下呂市を流れる飛騨川に「レベル4氾濫危険警報」、高山市には「レベル4土砂災害危険警報」がそれぞれ出された。下呂市、高山市、白川町の計5250世帯1万3089人には、避難指示が発令された。
24時間降水量は200ミリ超
岐阜地方気象台によると、9日午後3時までの24時間降水量は、下呂市(宮地)で205.5ミリ、同市(金山)で188.5ミリ、多治見市で187.5ミリをそれぞれ記録した。
大雨で増水した温泉街の阿多野谷(9日午後、岐阜県下呂市で)
建物被害や臨時休校
岐阜県災害対策本部によると、9日午後1時半現在、県内の建物では、住宅で土砂流入など3件の被害が報告された。多治見市の高齢者福祉施設で床上浸水、山腹崩壊1か所をそれぞれ確認、瑞浪市でも田んぼの斜面崩壊が3か所発生した。小中学校や高校、専修学校など計137校が臨時休校・休園となった。
多治見市で浸水被害とけが人
多治見市の発表によると、住宅の床上浸水が3件、住宅や店舗などの床下浸水が10件あった。自転車の20歳代男性が、多治見市内の崩れた歩道を通行した時、転落して軽いけがをした。
高山市では、朝日町桑之島を流れる秋神川にかかる徒歩専用の木製の橋「唐谷橋」の一部が損壊した。けが人は確認されていない。



