愛知県豊明市で2004年に母子4人が殺害され、自宅に放火された事件から22年となった9日、遺族や愛知署員、県警捜査1課の捜査員らが現場で献花し、商業施設などで情報提供を呼びかけた。
事件から22年、現場で献花式
事件は2004年9月9日未明、同市沓掛町の民家で発生。加藤利代さん(当時38歳)、長男の佑基君(同15歳)、長女の里奈さん(同13歳)、次男の正悟君(同9歳)が刃物で刺されるなどして殺害され、自宅も放火された。
この日、更地となった現場で行われた献花式では、利代さんの姉・天海としさん(64)らが4人の遺影に花を供え、手を合わせた。1999年の名古屋市主婦殺害事件の遺族、高羽悟さん(70)も参加した。
遺族の思いと情報提供の呼びかけ
降り続く雨の中、天海さんは「4人が『私たちのことを忘れないで』と言っているみたい。皆さんの力を借りて家族の無念を晴らしたい」と話した。式後には、同市のスーパーなどでチラシ入りのポケットティッシュを配布した。
県警はこれまでに延べ約6万100人の捜査員を投入。同署の外狩政樹署長は「事件当時のことでも現在のことでも気軽に情報提供してほしい」と呼びかけた。情報提供は同署特別捜査本部(0561・39・0110)で受け付けている。



