栃木県芳賀町で、道路側溝に設置されている金属製の蓋「グレーチング」の盗難が相次いでいる。町は特産品のナシをモチーフにしたマークを蓋に描く防犯対策を講じた。
今年に入り49枚の盗難被害
町内では今年に入り、1日までに49枚のグレーチングが盗まれた。金属価格の高騰を背景に、売却目的とみられる被害が絶えない。
盗難により道路脇の側溝が蓋のない状態となり、自転車や歩行者が思わぬ事故に遭いかねない危険性も指摘されている。
特産ナシのマークで識別しやすく
町建設課の職員3人は1日、町役場前の歩道に設置されたグレーチング(80センチ四方)に、塗料スプレーでナシの黄色い実と緑色の葉を描いた。
「万一被害に遭っても町の盗品と識別しやすくなり、抑止効果も期待できる」と町職員は話す。
パトロール強化と注意喚起
町はパトロールを強化する一方、防災無線で通行の注意や不審者を発見した際の通報を呼びかけている。



