福岡市水道局は19日、給水管の漏水などの水道トラブルで、通報した市民がスマートフォンの映像で状況を伝えながら応急対応の指示を受けられる「映像通話システム」を導入した。現場の状況をより正確に伝え、早期に漏水を止めるのが狙いで、同局は「漏水量を減らし、限りある水資源を有効に活用したい」としている。
システムの仕組みと24時間体制
映像通話システムでは、通報者のスマートフォンに、市水道局から通話用のURLをSMS(ショートメッセージサービス)で送信。URLに接続するとシステムが起動し、水道局職員から指示を受けながら応急処置ができる仕組みだ。24時間体制で通報に対応する。
年間約2000件の漏水通報の課題
同局によると、市内では給水管や道路などからの漏水の通報が年間約2000件ある。発見時の気持ちの焦りなどから電話口で状況をうまく伝えられなかったり、止水の方法が通報者に伝わりにくかったりして、応急処置に時間がかかることがあるという。
同局保全課は「映像なら状況を迅速に共有でき、対処方法もより伝えやすくなる。ぜひ活用してもらい、漏水量を少なくしていきたい」としている。



