世界遺産・菅沼合掌造り集落で火災、資料館の屋根焼ける けが人なし
菅沼合掌造り集落で火災 屋根焼ける けが人なし

富山県南砺市菅沼の世界遺産「菅沼合掌造り集落」で30日午後1時5分ごろ、集落内にある合掌造りの資料館「塩硝の館」の屋根の一部が焼ける火災が発生した。近くにいた女性が「屋根から炎が見え、燃えている」と119番通報した。集落には当時約30人の観光客がいたが、けが人はいないという。

蜂の巣駆除が原因か

市などによると、かやぶきの合掌屋根の修復作業中に、作業員が蜂の巣を発見。駆除しようとスプレーと電気ラケットを使っていたという。かやの中が焼けてくすぶり、はしご車も出動して約4時間後に鎮火した。南砺署が焼失面積や原因を調べている。

住民の証言

集落に住む50代の男性は「火事や!」という声を聞いて家から飛び出し、消防隊員らとともに消火活動にあたった。「激しく燃えることもなく、訓練のような感覚で消火にあたった。屋根が焼けるだけで良かった、不幸中の幸いです」と話した。集落には放水銃が設置され、住民たちが毎年秋に放水訓練を行っているという。

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