コロンビア地震、死者240人に 救助活動続く
コロンビア地震、死者240人に 救助活動続く

南米コロンビア西部で10日に発生したマグニチュード(M)7.4の地震で、当局は11日、少なくとも240人が死亡し、1300人以上が負傷したと発表した。複数の都市で建物が倒壊し、住民の救助と捜索活動が昼夜を問わず続いている。

非常事態宣言と救助活動

非常事態を宣言したアベラルド・デラエスプリエジャ大統領は、救助活動の強化を指示。西部の主要都市カリ市で夜間外出禁止令が発出される一方、多くの街では自宅を失った住民が路上で一夜を過ごす様子が見られた。

強い余震が続く中、被害を受けた都市で救助隊やボランティアが、倒壊した建物の捜索を続けた。

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現地の状況と住民の声

コーヒーの産地として知られるペレイラ市では、人々が素手でがれきを取り除き行方不明の家族や親族を捜す姿が見られた。

地震後、叔母と連絡が取れないホルヘ・ゴンザレスさん(35)は、「昨日からここに来て、ずっと離れていない。叔母が見つかるまで、この場所を離れるつもりはない」と語った。

同市では停電が続いており、スーパーマーケットなどの小売店では水や食料品が不足している。住民の中には、使用できる家財道具を損傷した住居から持ち出す姿も見られた。

国際的な支援と影響

米国務省は10日、コロンビアに1550万ドル(約25億円)の支援を発表。イスラエルやメキシコ、エクアドル、フランスも支援を表明した。

国連のアントニオ・グテレス事務総長は11日、地震の犠牲者に哀悼の意を表し、「政府の要請に応じて支援する」と述べた。ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は11日、「深く悲しんでおり、この悲劇の影響を受けた人々の早期回復を主に祈っている」と述べた。

地震は首都ボゴタを含む国内全域で観測され、隣国のエクアドルやパナマでも揺れが感じられた。米地質調査所(USGS)などによると、コロンビアにおいて過去100年で、最も強い地震だった。

中南米では規模の大きな地震が続いている。ベネズエラでは北西部を震源とするM7.2とM7.5の地震が6月24日発生し、多くの建物が倒壊。地震による死者数が6300人を超えた。先月にはメキシコ南部で、M7.3の地震が発生。太平洋沿岸に津波警報が発令された。

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