検察官が取り調べで強く言うのはなぜ? 子ども向けセミナーで問われ
検察官が取り調べで強く言うのはなぜ? 子ども向けセミナーで問われ

夏休み中の子どもたちに刑事司法の世界に興味を持ってもらおうと、各分野の専門家と語らうセミナーが東京都千代田区で開かれた。子どもたちは検察官や弁護士らの熱意や責任感に触れ、刺激を受けた様子だった。

検察官出身の弁護士らでつくる一般社団法人「司法教育支援協会」(代表理事=熊田彰英弁護士)と法務省が7月30、31日の2日間の日程で共催し、中学生や高校生ら約50人が参加した。裁判官や検察官、弁護士のほか、警察官、刑務官、保護観察官らが事件の捜査から罪を犯した人の更生にまでわたる刑事司法の幅広い仕事を紹介した後、生徒らと車座になって質問を受けた。

「悪いことをした人は本当に変わるんでしょうか」

「悪いことをした人は本当に変わるんでしょうか」。こんな問いかけに弁護士は「過去を反省し、今後どうするかはその人次第。もう二度と罪を犯さないと思わせたい。1人でもそう思う人が増えれば日本は変わっていく」と答えた。

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「口を割らせるためではない」――検察の取り調べで近年問題となっている点について、子どもたちからは「なぜ強く言うのか」という質問も出た。検察官は、取り調べは単に自白を引き出すためではなく、真実を明らかにするために行うものだと説明したとみられる。

刑事司法の幅広い仕事に触れる

セミナーでは、捜査から更生までを担う各職種の役割が紹介され、参加した生徒たちは実際の仕事のやりがいや責任の重さを感じ取っていた。

このセミナーは、子どもたちに刑事司法への関心を高めてもらうことを目的としており、今後も継続して開催される予定だ。

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