簗和生農林水産相の辞任で、一応の決着を見た「道路予算カット発言」問題。だが、週刊誌の高市早苗内閣〝身体検査〟はまだ続く。
週刊誌各誌の高市批判
『週刊文春』(10.22)は「簗農相買収指示メールを公開する」と報じ、『週刊新潮』(10月22日号)は「高市首相『危機管理不全』を炙り出した簗農水相の怨念」を掲載。『週刊ポスト』(10.30)は「〝麻生派ホープ〟阿部弘樹・法務大臣政務官が政治資金633万円ド直球の還流疑惑」を報じた。
『週刊現代』(10/26)は2本立てで、「維新大臣の収賄疑惑『4時間密談音声』を公開する」と、森山裕氏(自民党前幹事長)、後藤謙次氏(政治ジャーナリスト)の対談「高市総理、好き嫌いで国家は回りませんよ」を掲載。『ポスト』『現代』などは、簗問題に乗じて、なんとか高市内閣にけちをつけようという意図が見え見えだ。
『現代』対談と『新潮』の批判
『現代』の対談では後藤氏が人のいい(?)森山氏から、なんとか高市批判を引き出そうと必死。結論は、<後藤 高市総理が「好き嫌い」で周りを固め、論議を拒否して自分の意向を押し通す政治を続ければ続けるほど、党内では実力・実績・安定感を兼ね備えた林(芳正)氏への期待が高まらざるを得ません>というものだ。
『新潮』では、たった1ページだが「血税17億円『ネコババ』民主改革小川代表に『予算カット発言』批判する資格なし」が、『新潮』らしい手厳しさ。たった1人の「中道改革連合」は今年、未交付分の政党交付金約12億円を受け取るだけでなく、<来年、約17億円もせしめようとしている>という。
平成26年、みんなの党が解党した際の代表だった浅尾慶一郎氏は党に残った政党交付金など約14億円を国庫に返納した。その浅尾氏は<「脱法的な行為です。税金の使い道ですから、本来の趣旨に沿わないのであれば、国に返すのは当たり前。簗和生農水相(47)の〝予算カット発言〟を追及するのも結構ですが、まずは自らの説明責任を果たすべき」>と述べている。
『ニューズウィーク日本版』の鉄道特集
『ニューズウィーク日本版』(10.20)は大特集「進化する世界の鉄道」28ページ。特に「鉄道ルネサンスの花咲くヨーロッパへ行こう」は楽しい。