沖縄県那覇市のホテルで女性を殺害し、財布などを奪ったとして、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の米海兵隊上等兵、デビン・バラード容疑者(20)が強盗殺人容疑で4日に逮捕された。県民には衝撃が広がり、怒りの声が上がっている。
過去の重大事件
沖縄県では、米軍関係者の重大犯罪が後を絶たない。1995年には、米兵3人が買い物帰りの小学生女児を車で連れ去り暴行した事件が発生。県民の反基地感情が一気に噴出し、日米両政府が米軍普天間飛行場の返還に合意する契機となった。
2008年には米兵が乗用車内で女子中学生に乱暴する事件が起きた。2016年には、米軍属がウォーキング中の女性会社員(当時20歳)の首付近をナイフで刺すなどして殺害。2023年には、米兵が少女を誘拐して性的暴行を加えた。
摘発件数の増加
県警によると、県内の米軍関係者の刑法犯の摘発件数は、昨年1年間で101件に上り、2003年(112件)以来、22年ぶりに100件を超えた。今年は8月末現在、暫定値で56件起きている。