米軍基地で13人殺害の元少佐、死刑執行ライブ配信計画に波紋
米軍基地で13人殺害の元少佐、死刑執行ライブ配信計画に波紋

米陸軍基地で銃を乱射し、13人を殺害した元少佐の男の死刑執行を国防総省がライブ配信する計画を巡り、波紋が広がっている。人道上の観点から反発が強まっており、計画が実行されるかは不透明だ。

副大統領と国連の反応

米国のバンス副大統領は9日、訪問先のオハイオ州で、元少佐を「最悪のテロ攻撃を実行した人物だ」と非難する一方、ライブ配信については、「実際に行われるかは分からない。私は見るつもりはない」と述べ、慎重な立場を示した。

国連のステファン・ドゥジャリク報道官は9日の記者会見で、「政府が公の場で、誰かを処刑することは忌まわしいことだ」と国防総省の対応を批判した。

事件の経緯と執行予定

ニダル・マリク・ハサン元少佐は2009年にテキサス州の米陸軍基地で銃を乱射し、13人を殺害したとして死刑判決を受けた。国防総省は、12月3日に銃殺刑を執行し、その様子を公開する方針を示している。