鳥取ガス(鳥取市)は2日、前社長の児嶋太一氏(47)による会社資金の私的流用などが発覚し、社長を解任したと発表した。被害額は3億円以上になるといい、同社は刑事告訴も検討している。
3億円超の私的流用が発覚
同社によると、児嶋氏は2023~26年、同社とグループ会社の法人カードを使い、ブランド品の購入などに約2億8000万円を流用。他に約3000万円の私的流用も確認された。
また、取締役会の承認を経ることなく、今年3~6月に個人口座へ会社資金計10億8000万円を送金させたことも発覚。この資金については、児嶋氏は全額返済したという。
後任に実姉の佐藤陽子氏が就任
9月14日の取締役会で、児嶋氏に対する社長解任の緊急動議が可決され、後任に実姉の佐藤陽子氏(50)が就任した。
一方、児嶋氏は2日、弁護士を通じ、「私的流用は会社側による事実認識および法的評価であり、内容について争う」などとコメントした。