飲酒問題の東海汽船、山崎社長が10月31日付で辞任へ 顧問に就任
飲酒問題の東海汽船、山崎社長が10月31日付で辞任へ

東京と伊豆諸島間を定期船で結ぶ東海汽船(東京)は5日、山崎潤一社長が10月31日付で辞任すると発表した。国土交通省関東運輸局が海上運送法に基づき大型船などの使用停止命令を出した問題を受けた措置で、山崎社長は11月1日から同社の顧問に就任する予定。理由について「島民との信頼関係を回復するため」としている。

新社長に倉崎嘉典氏が就任

新社長には、常務取締役執行役員管理本部長の倉崎嘉典氏が就任する。今回の問題を受け、山崎社長を含む役員9人が役員報酬の一部を自主返納する。

法令違反13件が発覚

東海汽船をめぐっては、元日に船長らが飲酒しながら勤務したり、アルコール検査の替え玉受検をしたりするなど、法令違反にあたる事例が13件発覚。山崎社長も元日の飲酒が慣例となっていることを把握していたが、適切な措置をとっていなかった。

大型船など3隻が20日間使用できず

関東運輸局の処分で、東海汽船は保有する大型船「橘丸」とジェット船2隻の計3隻が、今月9日から20日間使えなくなる。同社はグループ会社の船を使って代替輸送をするが、一部で輸送力に影響が出るとしていた。