栃木県上三川町の住宅で住人女性が殺害された強盗殺人事件で、知人を実行役として紹介したとして職業安定法違反(有害業務の紹介)の罪に問われた相模原市の高校生の少年(18)の初公判が15日、宇都宮地裁(高島由美子裁判長)で開かれた。少年は被告人質問で、実行役とされる16歳の少年から「取られた金塊を取り返す仕事で1千万円もらえると言われた」と語った。
少年が語った事件の経緯
公判で、少年は「お金に困り、以前から闇バイトを探していた友人を紹介しようと思った」と説明。自身がグループに加わらなかった理由については、金塊を取り返す相手から逆襲されるリスクがあると考えたとし、「お金をもらえるか分からないのに殴られるのは嫌だと思った」と話した。
「犯罪なのかな」「うそをついて人を集めているのでは」と思ったといい、事件を知ったときは「パニックになった」とも述べた。
後悔の言葉と判決予定
「紹介することでお金をもらえるかもとの期待もあった」と話す一方、「(紹介しなければ)事件は起きなかったのではないか」「踏みとどまればよかった」と後悔を口にした。
検察側は拘禁刑1年6カ月を求刑し、弁護側は執行猶予の付いた判決を求め即日結審した。判決は11月19日の予定。



