日本製鉄と京都芸術大学、学生制作のショート動画4作品を公開
日本製鉄と京都芸術大学、学生制作の動画4作品を公開

日本製鉄と京都芸術大学は9月15日、産学連携による教育プロジェクトの成果として、学生が制作したショート動画4作品を日本製鉄のホームページで公開すると発表した。ラップバトルやSFアニメなど、学生ならではの視点で鉄の魅力を表現している。

プロジェクトの概要

同プロジェクトは、日本製鉄と京都芸術大学情報デザイン学科(通学課程)が共同で実施したもの。2026年6月に開始し、学生14人が若年層への鉄の魅力の認知拡大を目的に、日本製鉄社員へのヒアリングやリサーチを通じて企画を提案した。

7月28日の最終授業では、学生が企画書と制作した動画を発表し、日本製鉄社員と教員から講評を受けた。このうち、高い評価を得た4人の作品が公開対象となった。

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公開される4作品

ビジュアルデザインコース3年の松本和夏菜氏による「鉄って、おいしい。」は、「鉄道」「鉄人」「鉄火丼」など、鉄を含む言葉をリズミカルに紹介する作品。日常にあふれる鉄の豊かなバリエーションを短時間で印象付ける内容となっている。

イラストレーションコース2年の出口颯希氏による「鉄 vs アルミニウム ラップバトル」は、鉄とアルミニウムの特徴をラップで比較。それぞれの長所が自然に伝わる構成としている。

映像クリエイションコース2年のLEE DAEUN(イ・ダウン)氏による「鉄の同窓会」は、かつて机や椅子、トラックだった鉄が新たな姿で再会する会話劇。無限にリサイクル可能な素材の特性をユーモラスに表現したという。

イラストレーションコース2年の谷口藍氏による「侵略! ソザイ星人」は、絵本のようなタッチのSFショートアニメーション。宇宙人の視点を通じ、地球上に存在する鉄の圧倒的な量や、その万能さに気づき直す内容となっている。

今後の展望

京都芸術大学情報デザイン学科の宮下仁志准教授は、学生に対し、企業のリクエストに応えようとするあまり既存の枠組みに収まるのではなく、自分たちが本当に面白いと思える感覚やリアリティを信じて表現し切ってほしいと伝えてきたと説明。制作過程の課題を乗り越えたことで、大学生ならではの大胆でリアルな熱量を持った作品群が完成したとし、今後も鉄の魅力を伝える表現を探求していく考えだ。

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