同志社国際高教諭が死亡、辺野古転覆事故で責任感じたか 遺族「重さ分かち合うべき」
同志社国際高教諭死亡、遺族「重さ分かち合うべき」

同志社国際高校(京都府京田辺市)の男性教諭が先月、死亡していたことがわかった。同校2年の武石知華さん(17)が船の転覆事故で死亡した3月の沖縄研修旅行に関わり、責任を感じている様子だったという。

遺族がnoteで思いを綴る

武石さんの遺族は、noteに掲載した記事で、死亡した教諭が知華さんの通夜で焼香した後、どの参列者よりも長く、深く頭を下げてくれたと振り返り、「あの時の姿は、言葉以上のものを私たちに伝えてくださいました」と記した。

遺族は「みんなで分かち合うべき重さが誰か一人の肩に乗ることがあってはならない」と訴えている。

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教諭の死亡の経緯

捜査関係者によると、教諭は8月23日に死亡。当時の状況から自殺とみられる。関係者によると、学校側は同30日の保護者説明会でこの件を報告した。遺書は見つかっていないものの、職場に業務の引き継ぎに関するメモが残されていた。

説明会では、長年、教諭と一緒に働いてきたという教頭が憔悴した様子で「実直で信頼できる男だった。彼を守れなかったことは非常に残念」と話したという。

事故の検証と教諭の関わり

転覆事故を検証した学校法人同志社の特別調査委員会(第三者委員会)の報告書によると、教諭は今年の沖縄研修旅行では、事故が起きた辺野古コースとは別のコースを引率した。事前の準備で同僚から辺野古コースの下見の必要性を尋ねられた際、乗船プログラムが令和5年から導入されていたことから「去年と全く同じやり方をするなら、行かないこともあり得る」と伝えていた。

今年に限らず、学校側は今回の事故が起きるまで、生徒を乗せる船の下見を一度もしていなかったことが明らかになっている。

武石さんの母は、教諭の死についてnoteで触れるべきか悩んでいたとしながら、教諭を悼むと同時に「生徒に向けたメッセージを出したかった」と明かした。noteの中では思い詰めている生徒がいると想定し「命ある限り、今日を生きて」と訴えた。また「この事故は、誰か一人の判断で起きたのではありません」と記し、改めて事故の全容解明と再発防止を求めた。

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