アーケードのない商店街に並ぶ華やかな笹飾り、鮮やかに飾り付けられた仙台市電の花電車――杜の都の記憶をたどる特別展が5日から、仙台市青葉区の百貨店「藤崎」で始まる。
七夕まつり100年記念で実物大の飾りや写真を展示
特別展は「写真と七夕がつなぐ昭和の仙台―仙台タイムマシン―」で、6~8日の仙台七夕まつりに合わせ、藤崎などが企画、主催した。藤崎も所属する「おおまち商店街振興組合」が、1926年に市内の商店街として本格的に七夕まつりを開催して100年になるのを記念し、実物大の七夕飾りや、独自に収集した写真やポスターを展示する。
戦後に市内に駐留した米陸軍兵士N・S・ラングさん(故人)が撮影した約130枚のカラー写真も展示。50年8月に撮影された写真には、アーケードのない青空の下、笹飾りが風で美しくなびく姿が見て取れる。
郷土史研究家「古き良き時代が垣間見える」
特別展に写真を提供した1人で、仙台の郷土史を研究する佐藤正実さん(62)は「今や大都市となった仙台だが、昔の写真を見れば古き良き時代が垣間見える。若い世代も今昔を対比して楽しめるはず」と話す。
入場無料。11日までで、午前10時~午後7時(金・土は午後7時半、最終日は同5時)。問い合わせは022・261・5111へ。



