韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は28日、サッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会の1次リーグで韓国代表が敗退したことを受け、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督や韓国サッカー協会を名指しで痛烈に批判し、国民に謝罪した。李大統領はX(旧ツイッター)への投稿で、「能力より忠誠心や派閥主義を重視して無能な人物を指揮官に選べば、結果は火を見るより明らかだ」と指摘。この敗退は「受け入れられない結果」であり、国民に「深い失望を与えたことをおわびする」と述べた。
大統領の批判と改革の表明
李大統領はさらに、「このようなことが二度と起こらないよう、スポーツ行政の改革に速やかに着手する」と付け加えたが、具体的な改革の詳細には言及しなかった。この発言は、韓国代表がW杯1次リーグで敗退した直後に行われ、国内ではサッカー界の体質に対する批判が高まっている。
洪監督の辞任
洪明甫監督はその後、辞任を表明した。洪監督は元韓国代表選手で、指導者としても経験を積んできたが、今回のW杯での成績不振により責任を取る形となった。韓国サッカー協会は、今後の対応について協議を進めるとみられる。
今回のW杯で韓国代表は、1勝2敗の成績でグループリーグ敗退となった。特に最終戦での敗戦が決定打となり、国内メディアやサポーターからは監督の采配やチーム編成に対する批判が相次いでいた。李大統領の異例の直接批判は、国民の不満を代弁する形となった。



