滋賀県人口139万2008人、65年ぶり減少 外国人は過去最高の4万3370人
滋賀県人口65年ぶり減少 外国人は過去最高に

総務省が発表した2025年国勢調査の確定値で、滋賀県の人口は139万2008人となり、65年ぶりに減少局面に入った。140万人を下回るのは、2005年の調査以来20年ぶりとなる。

年齢別では若年層の割合が全国上位

年齢別では、65歳以上は38万1563人で、県全体に占める割合は27・4%と5年前から1・1ポイント増え、過去最高となった。一方、15歳未満は17万3895人で、割合は12・5%と前回から1・1ポイント減ったが、全国で3番目の高さだった。市町別では守山市が15・1%で最も高く、栗東市が14・5%で続いた。県人口の平均年齢は47・2歳で、全国で4番目に低かった。

県統計課の担当者は、若年層の多さを示す項目が好順位だった要因について「持ち家の県内の割合は70・7%と全国で12番目に高く、その世帯数も前回に比べ1万2431世帯増加した。若い世代を中心に、家族で転入していることが影響しているのではないか」と話している。

外国人人口は過去最高、ベトナムが倍増

外国人人口は4万3370人で、前回から31・1%(1万280人)増え、過去最高となった。県人口に占める割合は3・12%だった。

国籍別ではベトナムが最も多く1万1064人で、前回の5065人から2倍以上に増えた。次いでブラジルが8641人(前回は9074人)、中国が4669人(同5304人)だった。市町別では、大津市が6477人と最も多く、東近江市が5064人、甲賀市が4602人、彦根市が4215人の順だった。

知事「滋賀をリデザインする時代に」

三日月大造知事は9月29日の記者会見で人口減について、「滋賀をリデザインする時代に本格的に入った。医療や教育、交通のあらゆるものを、先のことを見通し、より良い形に作り直す起点にする必要がある」との認識を示し、「若い世代が比較的多いことは可能性として生かせるし、外国人の国籍別、地域別の変化なども捉えて、これからの施策に生かしたい」と述べた。