ニセ電話詐欺などの被害を防ごうと、佐賀県警伊万里署が御朱印を模したデザインのチラシを作成し、「詐欺除け」と銘打って高齢者らへの啓発に役立てている。
御朱印風チラシの特徴と内容
チラシははがきサイズで、2024年に続き2回目の製作。今回は最近の詐欺の手口を踏まえ、裏面に「ビデオ通話で逮捕状を見せられても信じるべからず」「SNSでの投資話を信じるべからず」といった注意事項を新たに記載した。
県内の特殊詐欺の発生状況
県警によると、昨年発生した特殊詐欺の件数は443件で、被害額は約24億円。今年も7月末時点で269件発生し、被害額は約10億円と、昨年と同様のペースで発生しているという。
啓発活動と住民の反応
8月28日には、伊万里市民センターで開かれた市老人福祉大会で詐欺防止の呼びかけを実施。詐欺には国際電話が使用されるケースが多いことから、同署員による国際電話の着信拒否設定も行われた。設定してもらい、チラシを受け取った同市の住民(85)は「知らない番号からの電話は怖いので、かかってこないのは助かる」と話していた。
同署の牧直寛生活安全課長は「チラシには国際電話の着信拒否設定ができる警察庁推奨アプリのQRコードも載せているので、詐欺防止に役立ててほしい」と話している。



