ロイヤルHD、消費減税対策で「天丼てんや」持ち帰り専用商品開発へ
ロイヤルHD、天丼てんやで持ち帰り専用商品開発へ

外食大手のロイヤルホールディングスは、天丼チェーン「天丼てんや」において、持ち帰り専用の新商品を開発する方針を固めた。政府が来春に計画する消費税減税に対応する措置で、時間が経過しても衣のサクサク感を維持できる天丼などを開発するという。阿部正孝社長が朝日新聞のインタビューで明らかにした。

消費減税の影響とてんやの戦略

政府は、スーパーやコンビニエンスストアの弁当を含む食品の消費税率を現在の8%から1%に引き下げる方向で調整している。一方、店内飲食は10%の税率が維持される見通しだ。阿部氏は「店内の客数が減るのは確実」と指摘する。弁当や総菜と価格帯が近い「天丼てんや」は、特にこの影響を受けるとみられる。

阿部氏は「持ち帰りの商品は、食べる頃には出来たてではなく、スーパーの天ぷらや総菜と差別化が難しい」と課題を述べる。そこで、てこ入れ策として「サクサクの衣が生きる商品やタレづけの商品など、店内での飲食と同じ価値を提供できるものを考える」とし、価格も抑えたい考えだ。

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ロイヤルホストの冷凍食品販売拡大

ロイヤルホールディングスは、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」でも、コロナ禍で強化した冷凍食品「ロイヤルホストデリ」の販路拡大を進める。レトルトカレーなども含めた食品物販の売上高を、現在の約25億円から3~4年で倍増の50億円に引き上げる目標を掲げている。

阿部社長は、消費減税が外食産業に与える影響を深刻に受け止めており、持ち帰り需要の取り込みを急ぐ。新商品の開発により、消費者の節約志向に対応しつつ、品質面で競合との差別化を図る方針だ。

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