JA福井県とJA越前たけふは13日、臨時理事会を開き、2026年産米の内金(前払い金、60キロあたり)を決定した。高騰した25年産米の内金と比べ、主な品種で前年比1万2000円程度の大幅減となった。コメの民間在庫量が高止まりしていることなどを考慮した結果だとしている。
主要品種の内金は前年比1万2000円前後の減
両JAによると、主要品種の内金は、コシヒカリが1万7000円(前年比1万2000円減)、いちほまれが1万8000円(同1万2400円減)、ハナエチゼン(早生品種)が1万6000円(同1万2000円減)となった。いずれも24年産米の内金と同水準という。
JA担当者は「厳しい状況の中で設定」
JA福井県の担当者は「25年産米も引き続き販売されている(コメ余りの)状況だ。卸業者らと交渉し、厳しい状況の中で、内金を設定した」と説明。JA越前たけふの担当者は「生産者の期待に応えようと踏ん張った」と話した。ともに、今後の販売実績に応じて、追加払いで対応する方針を示した。
民間在庫量は過去最大の243万トン
全国のコメの民間在庫量(6月末時点、玄米ベース)は243万トンと過去最大で、適正水準とされる180万~200万トンを大幅に上回っている。



