辺野古沖事故の高校生両親、知事に安全確保と風化防止を要望
辺野古沖事故の両親、知事に安全確保と風化防止を要望

沖縄県名護市辺野古沖で研修旅行中の同志社国際高校(京都府京田辺市)2年の武石知華さん(当時17歳)ら2人が死亡した小型船転覆事故で、知華さんの両親が17日、県庁を訪れ、古謝玄太知事に修学旅行の安全確保や事故の風化防止を要望した。

両親が求めた安全対策

面会で、知華さんの両親は古謝氏に対し、安全に関する情報を学校と旅行会社が共有するガイドラインの整備や、体験プログラムの提供団体には必要な登録、保険加入を徹底させる仕組み作りを求めた。

父親(49)は「全国の子供が沖縄で学び、たくさんの思い出を持って無事に家に帰る。当たり前のことが確実に行われてほしい」と訴え、母親(49)は「よりよい研修旅行が実施されることが、知華の供養になると思う」と語った。

知事の応答と事故の概要

古謝氏は「しっかり提案を踏まえ、改善、検討を進める」と応じ、修学旅行の関連団体と今回の提案を議論する意向を明らかにした。面会前、古謝氏は事故現場近くの辺野古漁港を訪問し、献花をした。

面会は古謝氏が9月の知事選で当選後、両親側に連絡して実現した。

事故は3月16日に発生。同高の生徒計18人を乗せた「不屈」「平和丸」が転覆し、知華さんと不屈の金井創船長(当時71歳)が死亡した。2隻は、米軍基地反対派の市民団体が運航していた。