来年1月の第103回箱根駅伝の予選会が17日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地などで行われ、神奈川県内に練習拠点を置く東海大(平塚市)が3位で本大会出場を決めた。専修大(川崎市)が4位、神奈川大(横浜市)が8位、日本体育大(横浜市)が9位で続き、シード権を持つ青山学院大(相模原市)、国学院大(川崎市)とともに箱根路に挑む。
新体制で予選会突破、終盤の加速が鍵
今年1月の箱根駅伝で総合12位に終わり、シード権を逃した東海大は、10時間33分41秒の3位で予選会を突破した。4月に両角速前監督が総監督に就き、ヘッドコーチだった西出仁明監督が新たに指揮を執る体制となった。
チームの3本柱である永本脩主将(4年)、中野純平選手(3年)、南坂柚汰選手(4年)は、練習から意識していた終盤の18キロ以降に加速し、他大学の選手を引き離した。
主将・永本選手、先輩の背中を追いかけて
永本主将はチームトップの個人10位で走り、意地を見せた。昨年の予選会では、当時の主将・花岡寿哉選手(現・ホンダ)がチーム内トップだったこともあり、そこに自身を重ねていた。「主将として、みんなを背中で引っ張るつもりで頑張った」と語る。ひそかに狙っていた日本人トップには届かなかったが、競り合った仲間2人への対抗心が最後の一押しになった。
西出新監督は「軸になる選手たちがしっかり走ってくれた」と評価。次の目標は、2週間後の全日本大学駅伝と箱根駅伝のシード権獲得で、「予選会で3位以内に入らないとシード権獲得は見えてこないと考えていた」と手応えをつかんで本戦に挑む。