「何も変わってねえ」米兵事件でコザの店主が憤り 防犯カメラが捉えた映像
「何も変わってねえ」米兵事件でコザの店主が憤り

那覇市のホテルで女性(39)の遺体が見つかった事件で、アメリカ軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の海兵隊上等兵(20)が強盗殺人の罪で起訴された。この米兵が、事件直前に飲酒する姿が店の防犯カメラに映っていた。米兵による事件が繰り返される沖縄。映像を確認した店主は、米軍や国の「再発防止」は当てにならないと憤る。

防犯カメラが捉えた容疑者の姿

米兵向けのバーが並ぶ沖縄・コザの街。その一角で、嶺井大地さん(42)が営むソーセージ店「TESIO」を刑事が訪ねてきたのは、事件直後の10月3日夕だった。

約18キロ離れた那覇市のホテルで起きた強盗殺人事件の容疑者を追っているという。店の防犯カメラを確認した刑事は、事件直前の映像に、腕に花柄のタトゥーがある男が飲酒しているのを見て言った。「この男だ。ここから那覇へ移動したのかもしれない」。嶺井さんは映像を提供した。

「何も変わってねえ」という怒り

事件直前の10月2日夜、デビン・ジェイコブ・バラード容疑者(右から2人目)の姿が防犯カメラの映像に映っていた。映像は2026年10月2日午後10時50分ごろ、沖縄県沖縄市で撮影されたもので、嶺井大地さんが提供した(画像の一部を加工しています)。

翌4日、普天間基地所属の海兵隊上等兵が強盗殺人の罪で起訴された。事件後に基地へ戻り、着替えて外出していた可能性も報じられている。嶺井さんは「何も変わってねえ」と、繰り返される米兵による事件と、変わらない再発防止の姿勢に怒りをあらわにした。