防衛省は12日、北朝鮮が同日午前9時19分頃と9時36分頃、同国内陸部から少なくとも2発の弾道ミサイルを発射したと発表した。いずれのミサイルも日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。日本政府は、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した。
ミサイルの詳細と落下地点
防衛省によると、2発目は東方向に発射され、約910キロ・メートル超飛行し、日本海に落下した。最高高度は約70キロ・メートルで、変則軌道だった可能性がある。1発目は北東方向に発射され、北朝鮮東岸付近に落下。約220キロ・メートル飛行し、最高高度は約20キロ・メートルだった。
いずれのミサイルについても、船舶や航空機などへの被害は確認されていない。
北朝鮮の発表と韓国軍の分析
一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、同国のミサイル総局が12日に「戦術弾道ミサイル」の発射実験を実施したと伝えた。同通信は、発射実験の目的について「重要な技術更新の成果を実証するため」だとし、「全ての兵器システムの性能を向上させる上で大きな成果だ」とも強調した。
韓国軍は12日、今回の発射について、韓国が8日に初めて発射に成功した国産の極超音速ミサイルに対抗するもので、軍事力を誇示する狙いがあったとの分析を明らかにした。