ネパールと中国の国境地帯で8月に発生した大規模な土石流災害で、ネパール当局は5日、緊急性の高いものを除き、行方不明者の捜索・救助活動を終了すると決定した。今後は被災地の復旧・復興に軸足を移すとしている。
政府会議で復旧・復興を指示
英字紙カトマンズ・ポストによると、バレンドラ・シャハ首相がトップを務める政府の災害対応関連の会議が同日、必要な捜索活動は継続しつつ、復旧・復興に向けた作業を強化するよう関係部署に指示した。
約500件の事業に5591億ルピー
会議では、復旧・復興に向けた約500件の事業の予算として、約5591億ルピー(約5602億円)を計上するよう財務省に勧告することも決めた。
当局の発表では、ネパール側での死者は1400人超に上り、日本人5人を含む5200人以上が行方不明となっている。