【9月30日 AFP】第20回アジア競技大会をめぐり、開催地である名古屋市の広沢一郎市長は30日、選手や関係者に対し「不手際があった」と謝罪の意を示した。参加選手や関係者は計1万7000人を超え、夏季五輪をも上回る規模の今大会で、参加国・地域からは地元組織委員会の運営不備を非難する声が上がっている。
市長が謝罪、真摯な反省を表明
大会組織委員会の会長代行も務める広沢市長は「迷惑をかけた選手・関係者の方にはお詫びを申し上げなければいけない」と述べ、「不手際があったことは真摯に反省しなければいけない」と謝罪した。また、「ヒューマンエラーや各国・地域代表チームとのコミュニケーション不足があった」と認め、対応を進めていると説明した。
選手村なしの宿泊体制、不満続出
今大会では経費削減のため選手村が開設されず、参加者らはホテル、輸送コンテナ型宿泊施設、大型クルーズ船コスタ・セレーナ号に分かれて滞在している。一部のチームからは仮設宿舎に対する不満が上がり、「ベッドのサイズが短すぎる」といった苦情も寄せられている。
国歌誤演奏や送迎バスのトラブルも
大会序盤には韓国の選手に対し誤って北朝鮮の国歌が演奏されるトラブルが発生し、組織委が謝罪する事態もあった。その他、選手送迎用バスの遅延や運休、目的地とは異なる会場への誤送なども相次いで報告されている。