北海道京極町の農業法人で、在留資格「特定技能1号」で来日していたミャンマー国籍の男女6人が暴行やセクハラなどの「虐待行為」を受けたと訴えている問題で、男性1人が24日にも、同法人の関係者2人を暴行や傷害の疑いで道警倶知安署に刑事告訴することが、複数の関係者への取材でわかった。
告訴状の内容
告訴状では、当時19歳だった男性が法人関係者から、金属製とみられる棒状の除草道具で、太ももや腕、頭を複数回殴られてけがをするなどしたと訴えている。
保護された外国人労働者らへの聞き取りによると、法人関係者は名義上の社長ではないものの、従業員に「社長」と呼ばれ、作業に立ち会っていたという。男性は「ブロッコリー畑の除草作業中、苗を傷つけたと疑われ、除草道具で複数回殴られた。腕や太ももにあざが残り、除草用具にはいくつもへこみが残っていた」と話しているという。
労組の対応
6人を巡っては、札幌地域労働組合が7月28日から今月20日にかけて保護し、農業法人に「外国人労働者に対する暴行・虐待行為の即時停止」などを申し入れている。同労組は出入国在留管理庁にも情報を提供。同庁が調査しているとみられる。
農業法人は、これまで朝日新聞の取材に応じていない。



