警視庁は21日、殺人罪で起訴された男から事件の「口止め料」などとして金銭を脅し取ったとして、札幌市中央区の無職の男(30)を恐喝の疑いで再逮捕し、発表した。男は「何も言えません」と話しているという。
事件の概要
捜査1課によると、金を脅し取られたとされるのは、2025年9月に東京都港区のIT関連会社役員で同僚の男性(当時54)を殺害したとして、殺人などの罪で逮捕・起訴された同社代表(49)。
男は2025年10月16~17日、電子マネーのアプリのメッセージ機能を使い、「(殺人の)口止め料及び契約破棄によるすべての情報の削除・解除料」などとして金銭を要求し、代表から電子マネー計40万円を脅し取った疑いがある。
送金総額と関係
捜査関係者によると、男は2025年6月ごろ、SNSを通じて殺人の実行役を募集していた代表と知り合った。2025年7月~2026年4月、殺害を請け負う対価などとして、代表から今回の40万円を含む計約539万円を送金させていたとみられるという。
男は、代表に対して、死体の損壊や遺棄の方法を助言したとする死体損壊幇助などの罪で起訴されている。



