神奈川県警は30日、住居不定で建設業の男(40)を邸宅侵入と窃盗容疑で再逮捕し、発表した。男は黙秘しているという。
空き家に侵入し防犯カメラを盗む
再逮捕容疑は、8月11~15日に相模原市中央区の空き家の窓ガラスを割って侵入し、防犯カメラ1台(約1500円相当)を盗んだというもの。県警が提供した防犯カメラ映像には、スマートフォンのようなものの照明で室内を照らしながら物色する様子の男が映っていた。
捜査3課によると、男は3月に川崎市宮前区の70代女性宅、6月に横浜市港北区の空き家に侵入し、現金や貴金属などを盗んだ窃盗容疑などで逮捕されている。いずれも黙秘しているという。
空き家標的、5年連続増加中
総務省の「住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家は2023年10月時点で900万戸となり、前回調査の18年から51万戸増加し、過去最多に上る。
警察庁のまとめでは、統計をとり始めた20年以降、空き家を狙った窃盗事件は5年連続で増加。25年に認知された窃盗事件約51万件のうち、空き家対象は約1万4千件あった。このうち屋内に侵入した窃盗が約1万2千件、敷地内からの窃盗が約2千件あった。
また、特殊詐欺でだまし取った現金や違法薬物の受け渡しに空き家が悪用されるケースもあるとして、警察などは注意喚起している。