簗農相「予算カット」発言で国交省、那須烏山市と那珂川町の減額理由を説明
簗農相発言で国交省、那須烏山市と那珂川町の減額理由を説明

国土交通省は9日、簗農相が衆院選で自身を支援しなかった地元首長の自治体の道路予算を「カットした」と発言した問題で、簗氏が発言の中で触れた栃木県那須烏山市と那珂川町への予算が減額された理由を明らかにした。国が重点的に予算を配分する事業の進捗や有無などが影響したという。

那須烏山市の事業と配分額

国交省によると、今年度国の道路予算が配分される事業のうち、那須烏山市に関係するのは計17事業。8事業は市主体の事業で配分額は1億500万円(前年度比26・2%減)だった。

那珂川町関連は計12事業で、町主体の事業は2事業の2300万円(同54・1%減)だった。

減額の具体的な理由

このうち那須烏山市では、国が重点的に予算を配分する「重点計画」に該当する市の事業が四つあり、一つが今年度完了する見通しだった。那珂川町では町主体の2事業はいずれも重点計画には該当せず、この2事業に関して町から要望がなかった。

こうした事情を踏まえた上で配分を検討した結果、2市町では減額となったという。