東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストで、現在はカエルの研究者として活動する入江聖奈さん(25)の講演会が23日、兵庫県姫路市西延末の手柄山交流ステーションで開かれた。市立水族館の企画として実施され、ボクシングとカエルをテーマに約90人が聴き入った。
金メダリストから研究者へ
入江さんは鳥取県米子市出身で、小学2年からボクシングを始め、日本体育大学で活躍。金メダル獲得後に競技を引退し、東京農工大学大学院に進学してカエルの生態などを研究している。
講演では、子どもの頃から逆上がりができないなど運動が苦手だったと明かし、「才能がないことを受け入れて、努力の継続で金メダリストになれた」と強調。試合のVTRを流しながら「かわいそうに私、ボコボコにされてますよね」と話し、会場の笑いを誘った。
カエル研究のきっかけとクイズ
高校生の頃からカエルを飼い、その魅力を語る入江さん。研究の道に進んだきっかけは、テレビ出演の際にカエルについての質問に答えられないと思い、勉強を始めたことだと説明。「好きなことを信じることが大切」と、ボクシングと共通する思いを語った。
参加者が金メダルに触れる機会も設け、「金メダルの重さはヒキガエル何匹分か」というクイズを出題。「成体の雌3匹分、子どもなら約3万2000匹分です」と答えを明かすと、参加者からは驚きと笑いが起きていた。



