大阪府警は2日、6月1日~9月4日の間に一部の署で更新などの手続きをした1216人分の運転免許証のICチップに、不具合が見つかったと発表した。
対象は5署、新型発行機を導入
免許証には偽造防止のため、それぞれの個人情報が記録されたICチップが埋め込まれている。
運転免許課によると、不具合が見つかったのは、天王寺署(大阪市天王寺区)、高槻署(高槻市)、豊中署(豊中市)、松原署(松原市)、岸和田署(岸和田市)の5署で、更新や再交付された分。
5署には「マイナ免許証」の発行にも対応した新型の発行機が導入されている。この発行機で手続きをする際に、誤ったデータが記録されていたという。
発覚の経緯と原因
一方で、府警は別人の個人情報が混ざったわけではないとしている。
9月7日、豊中署から「住所変更の手続きで免許証を端末に読み込んだところ、エラーが出た」と連絡があり発覚した。
府警が調査したところ、発行機の設定を委託した業者の作業の中で、誤ったデータを書き込んでしまうプログラムになっていたことが判明したという。
今後の対応
府警は対象の1216人をすでに特定しており、今後、電話や書類の郵送で周知し、再交付を進めるという。
警察庁によると、マイナ免許証はマイナンバーカードに運転免許証の情報を入れて一体化させたもので、2025年3月に運用が始まった。府内では五つの署に発行機が導入され、今年6月から、従来の免許証もこの機械で取り扱えるようにしていた。今回、マイナ免許証には不具合は確認されなかったという。