兵庫県警は21日、県西部の警察署に勤務する50代の男性警部補を、詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで書類送検し、同日付で減給1カ月の懲戒処分とした。マッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物の依頼で、詐欺の被害金のマネーロンダリング(資金洗浄)に加担したとみられる。
被害者3人分の約25万円を指定口座に送金
県警によると、警部補は昨年10~11月ごろ、自身の口座に振り込まれた詐欺被害者3人分の約25万円を、指定された口座に送金した。警部補は「まさか詐欺の被害金とは夢にも思わなかった」と説明している。
ロマンス詐欺の被害も 同僚への相談で発覚
同時期に、女性を名乗る別の人物から計約200万円をだまし取られる被害にも遭っていたという。警部補は職場の同僚に「ロマンス詐欺の被害に遭った」と相談し、発覚に至った。捜査員が警部補のスマートフォンを調べたところ、マネーロンダリングの疑いが判明した。
警部補は「女性に好意があった」と話しており、県警は詐欺グループに恋愛感情を利用されたとみている。



