福岡県議会で金銭授受疑惑が発覚して以降、初の定例会となる9月議会が9日開会した。蔵内勇夫前議長の議員辞職に伴う議長選が行われ、最大会派・自民党県議団の大島道人議員(74)と、民主系などの「非自民」会派が一本化で合意した公明党県議団の新開昌彦団長(69)がそれぞれ39票で同数となった。取り扱いを協議するため、議会は休憩となった。
根回し崩れ、選挙戦に
県議会では正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑が生じ、議会内外で正副議長選の事前調整に批判が殺到。慣例となっていた根回しによる選出が崩れ、大島氏、新開氏が立候補を表明し、選挙戦となった。
長年の慣例、今回は異例の展開
福岡県議会の議長は長年、主要会派との調整を経て自民党県議団から選出されてきた。昨年4月の議長選も85人が投票し、無効票を除く82票が蔵内氏に集まった。
今回の同数を受け、議会は今後の取り扱いを協議するため休憩に入った。議長選の行方は、議員間の調整次第となる。



