沖縄県名護市辺野古沖で3月、研修旅行中だった同志社国際高(京都府京田辺市)の女子生徒ら2人が死亡した小型船転覆事故を巡り、同高は30日夜、校長の交代に伴う保護者説明会を開き、西田喜久夫校長を解任することと、今年度の沖縄での研修旅行の中止が決まったことを明らかにした。
事故の概要と背景
3月16日午前10時10分頃、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が行われている名護市辺野古沖で、船2隻が転覆。第11管区海上保安本部によると、高校生18人と乗組員3人の男女計21人が海に投げ出され、女子高校生1人と男性船長1人が死亡した。
2隻は移設工事に反対する市民団体が運航し、研修旅行中の同志社国際高校(京都府京田辺市)の2年生が乗っていた。
保護者説明会での決定事項
出席した複数の保護者によると、学校側は同旅行を中止するとした上で、校外活動を再開する場合は、別の地域での実施を検討するとした。女子生徒の遺族が業務上過失致死傷容疑などで刑事告訴した引率教員らについて、2学期から生徒たちと直接関わらない配置に変更するとしたという。
学校側は、研修旅行に関わっていた別の教員1人が23日に事故で亡くなっていたことも明らかにした。学校側は「学校法人や学校としては生徒や保護者だけでなく、教員の心のケアについても努めていく」と説明したという。



