電話de詐欺の手口を疑似体験、千葉県警とSBがサイト制作
電話de詐欺の手口疑似体験、千葉県警とSBがサイト制作

千葉県警はソフトバンクと共同で、電話de詐欺の手口を疑似体験できるウェブサイトを制作した。県内で実際に発生しているニセ警察詐欺と還付金詐欺の2種類のシナリオを用意し、犯人とのやりとりを体験することで手口を事前に把握し、当事者意識を高めて被害防止につなげる狙いだ。

2種類のシナリオで手口を体験

「警察からの電話編」では、警察官をかたる人物が「あなた名義の銀行口座が犯罪に利用されている」などと不安をあおり、ビデオ通話で逮捕状を見せて送金を求める手口を体験できる。犯人からの電話から始まり、2つの選択肢から対応を選びながらシナリオを進める。終了後は「警察はSNSで事情聴取はしません」「警察は、警察手帳や逮捕状の画像を送信しません」といった注意点を復習できる。

もう一つの「市役所からの電話編」は、医療費の還付手続きを口実にATMへ誘導される内容だ。体験サイトは県警ホームページなどから無料でアクセスできる。

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被害は過去最悪ペース

今年上半期の県内での電話de詐欺の認知件数は750件で、前年同期より41件増えた。被害総額は約68億円で約12億円増え、過去最悪ペースとなっている。手口が年々巧妙化する中、実効性のある啓発活動に取り組もうと、県警とソフトバンクが協力した。実際の詐欺手口をソフトバンク側に情報提供してサイトを制作し、開発費はソフトバンクが全て負担した。

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