北朝鮮による拉致被害者家族会のメンバーらが21日、東京・羽田空港から米国へ向けて出発した。米政府高官や上下両院議員との面会を調整しており、拉致問題解決への協力を求める。支援組織「救う会」と超党派の議員連盟のメンバーらも同行し、25日に帰国する予定。
出発前に記者会見
出発前には、横田めぐみさん(拉致当時13歳)の弟で家族会代表の拓也さん(58)と、田口八重子さん(当時22歳)の長男で家族会事務局長の飯塚耕一郎さん(49)らが、羽田空港で記者会見を開いた。
「我が身になって考えてほしい」
拓也さんは、めぐみさんの写真を持参し「『自分の家族が被害者だったら』と、我が身になってこの問題を考えてほしい」と訴えた。近く予定される日米首脳会談にも触れ、「解決に向けての協力をトランプ米大統領に改めて要請してもらいたい」と期待を寄せた。
「全被害者の即時一括帰国をアピール」
飯塚さんは、家族だけでなく被害者の高齢化も進んでいることを指摘し、「一刻も早く救わないといけない。全被害者の即時一括帰国を一点集中でアピールしたい」と述べた。



