肝臓と腎臓を守る水分補給の重要性
肝機能・腎機能を守るためには、適切な水分補給が欠かせません。栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅氏は、患者に対して「食事以外で1日に2リットルの水を小まめに飲むように」と指導しています。これは500ミリリットルのペットボトル4本分に相当し、肝臓と腎臓の血流量を維持するために必要な量です。
水分補給の理想的な方法
栗原氏によれば、肝臓と腎臓の働きを良くするには「いくら何でもちょっと飲みすぎかな」と思うくらいがちょうど良いとされています。実際に、たっぷり水を飲む習慣をつけただけで肝機能や腎機能の数値が改善した患者もいるといいます。血流量の多さは肝臓と腎臓にとって生命線であり、水を十分に摂ることでその生命線を守ることができます。
スポーツドリンクのリスク
水分補給はミネラルウォーター、水道水、お茶などで十分であり、スポーツドリンクなどの甘い飲料は避けるべきです。栗原氏は、超有名スポーツドリンク500ミリリットルには角砂糖10個分に相当する糖分が含まれていると指摘。これを水代わりに飲むと糖質過剰になり、脂肪肝や糖尿病が進行する恐れがあります。
特に高齢者では、熱中症予防のためにスポーツドリンクを飲むケースがありますが、汗をかいて脱水が心配される状況では、スポーツドリンクが血液の流れを悪化させ、ドロドロ状態にしてしまいます。これにより脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる可能性があります。
電解質バランスは過剰に心配不要
ナトリウムなどの電解質バランスを気にしてスポーツドリンクを飲む人もいますが、栗原氏は「よほど激しい運動で大量の汗をかかない限り心配はない」と述べています。サウナやゴルフ後の汗、風邪による発熱時でも、水やお茶で十分な水分補給が可能です。糖分の多いスポーツドリンクは、肝臓や腎臓の機能を弱める原因になると考えてください。
肝腎要の臓器を守る習慣
肝臓と腎臓は「肝腎要」と言われるほど重要な臓器です。栗原氏は、適切な水飲み習慣を徹底することで、これらの臓器を末永く守るよう呼びかけています。水分補給は水を中心に、1日2リットルを目標に小まめに行うことが推奨されます。



